歪んでる…

おいら、子供むきアニメが好きです。
子供が楽しめる、子供があこがれる、なにも考えなくても楽しめる上に、夢や挫折を味わえる。
これは「こどもむき」の醍醐味だと思う。
だから、ドラえもんが、ポケモンがいつまでたっても廃れない。そう、思ってる。

じゃ、逮捕は？
前シリーズの率直な感想
「むりに子供むきにしようとして失敗してる」
今シリーズの率直な感想
「年齢層意識しすぎてはいるけどきちんと子供むきになってる」

時間帯のせいもあると思うんだけど、逮捕はあくまで子供に見せれる作品としてのラインは引っ張られれてると思う。前作を見て、婦警さんになりたい、と思った小中高生の夢を崩さない程度には。子供むきアニメ、だと思ってみると、案外楽しめるように作ってある。
だからおいらから見た逮捕には「大人が見ても楽しめるアニメ」であって、「大人が楽しむアニメ」じゃないっていうラインがある。

なんてんだろう、セラムンと同じような「大人を意識してるけど、ベースは子供むき」っていう空気をこの段になって感じるようになった。逮捕は、アニメである以上、深夜アニメでない以上、あくまで「小中高生」が対象の作品だと、おいらは思いたい。
逮捕が大人を意識してるな、って思うのは視聴者に対する金のかけさせかたと、イベントの種類。でも、テレビから流れるものは、あくまで小学生の女の子が婦警さんにあこがれてもゆるされるレベルのもの。
それでいーじゃん、と思ってる。
前作の逮捕に感じた違和感をいい意味で今のシリーズは消化してるとおいらは思う。

その違和感を掴んで昇華させたのが横手さんだったとしたら。
やっぱりこの人はプロなんだなぁと思う傍ら、「うわっくわせもんっ」っとちょっと嬉しくなったりする、歪んだ逮捕の楽しみ方。

大人な楽しみ方は個人で勝手にやればいいんす。
子供むきアニメなんてそんなもんだ(笑)