気になる一言

最終回のアフレコのコメントで。
玉川さんが「夏実ってなんだろう」とおっしゃってたんですが。

…これがひきがねになりました。

作品にとって、辻本ってなんだったんだろう。
扱いにくかったのか、扱いやすかったのか。とらえやすかったのか、とらえにくかったのか。
不思議なほど、夏実は想像の余地があるんですよ。悪く言えば、同人向き。
主人公の片割れにされてしまっている観が否めない。

逮捕っていうのは、二人セットで逮捕ってのがおいらの持論で、そう思ってる人はたくさんいると思う。
だけど、テレビシリーズの二人ってどーよ、って言ったら、前作も今回も、やっぱり美幸に重きがいっちゃってると思うんですわ。
確かに人間的に未熟だから（言い切るし…）ストーリーとして成長物っていう一番わかりやすいところで使いやすいキャラというのは認める。
マニア人気の高いキャラだというのも、認める。
だけどさ。
辻本、わき役じゃねーんだわ。
主人公なんだわ。

ふと許せなくなりました。

おいらは確かにアニメは美幸よりだけど、逮捕ファンやってた時間だけなら、二人が好きだった時間の方が長いんです。
二人とも確かに好き勝手やってる。原作でいうなら美幸は勝手に中嶋君とよろしくやってるし、夏実は勝手に遊んでる。
でもさ、それって、自立したコンビだったからだと思うんだ。お互いがお互いの空気を理解できてるから、勝手にいられるっていうかさ。
アニメにそれがないわけじゃない。でも、あまりにも美幸が薄すぎる。

逆をいうなら。
そーまでして美幸を主役にせにゃならんのか。
夏実はけっこう完成されたというか、自立しちゃってるキャラだけど、それひっこめてまでして美幸出してくる必要があったのか。

今回のメインテーマは中嶋君いじめ（ぉぃ）だったってのもあるんですけどねー。

なんかね。