トリックと、相棒

母に録画を頼んだら、トリックは最終回だった…
相棒も、今日見ました。

ネタバレありまーす。

珍しく通しで相棒を見たばあちゃんが絶賛してくれたので、安心してみてました。ビデオに撮ったドラマをその次の日に見てるなんて、奇跡に近い(笑)
最初に比べればつまらなくなったね、と母は言ったけど、このクオリティをいまだに保ってるのなら十分だと思う。一時間枠になった途端に、家政婦は見たは面白くなくなっちゃったからねぇ。
相棒も、最終回に向けての伏線貼りが始まりましたね。
録画も頼んだし、さぁ、心置きなく、来週もはたらくぞ〜(笑)

で、トリック。
「なんでぇ、結局ただのラブコメかぁ」と思わせない仕掛けに感服しました。あれで上田が埋まっててくれなかったら嫌いになるトコだったよ。埋まっててくれたおかげであのベタベタな終わり方でもほっとして見れたから。

堤監督はトリックの劇場版で興味を持って、恋愛写真まで見に行っちゃったけど、言い方としてはあまり印象よくないけどそつなくまとまってて俺は好きです。
間の抜き具合と、微妙なベタさ加減が心地いいんです。この人の恋愛ものは安心して見れます。
ラブコメ要素が果たして必要なのかというのを考えちゃったり、「絶対いらねぇっ」と憤慨したり、そういう作品の方が多いなかで、「ぁあ、そうなんだ」といい意味でその事実が聞き流せる。
ラブコメ要素を含んだ上で、幻滅をしなかったというのは俺にとってはものすごーく珍しいことなんですよ。

妹と意見が別れたのが、ロボコン。
あれはもう少し人間関係につっこんでほしかったという妹と、あれでよかったんだと言った俺。
むしろ、恋愛要素が除かれていたことで、俺は好きな映画としてロボコンを見れた。
好みの問題もあるので、一概にこうとは言えません。
ロボコンにとって恋愛要素は「時間のかかる余計なエピソード」になったと思う。あの時間で、すっきりとあの内容を描くのなら、恋愛は除いて正解だったんじゃないだろうか。
あれはロボコンを通じて、高校生たちが心の成長をしていくというのが、本題だと思う。人間同士のエピソードについては、想像におまかせで十分だろう。必要なことは皆描いてる。そう思った。

まぁ、そんなこんなで。
2、劇場版、3で二人の関係が微妙に進展して、このうえ、4をやろうなんてことは言い出さないと思うけど。
どうかなぁ、てろ朝…

相棒は「2を作る必要があったのか？」といまだに自問したことがなく、また、毎回楽しんでいられるので、特に問題なし。
これで3とか言われるとちょっと嫌な顔をしそうな気はするけど、できればそろそろ単発シリーズにおちついてほしいなぁと思う。
別に連続で見れなくてもいい。じっくりと楽しめるものがそろそろ見たいです。

極端なことを言えば、主人公が好きで見てる数少ないドラマなので、中途半端になるくらいならそろそろ終わってほしいなとか、思い始めるようにはなりました。
だから、不安なんだよ、てろ朝(笑)